2010年8月26日木曜日

クルーズ10 ヴァイキング




 

11PMよりのヴァイキングパーテーだ。ここまでやるの?と感心させられた。フルコースディナー堪能してそれからショータイム、その後ディスコで踊ってもうベッド入りしたいなと思っていたら車内放送で屋上パーティーとのことで覗いてみた。ヴァイキングに列をなして並んでいる。航海中で何も行事がない日にカクテルルームでスウェーデン教授によるヴァイキング講座があったので視聴した。ヴァイキングと言えばスモーガスボード、ビュッフェを思い起こすが元々のヴァイキングと言えばノルウェー、デンマーク、スウェーデン北欧国の勇猛というか野蛮な殺戮者のイメージ位しかもっていなかった。地理的に厳しい環境下でしかも北海に面していたことから民族的に自由を尊び冒険心に満ちた民族であった。豊富な材料(木材、鉄等)を使い強固でかつ船足早い造船技術と航海術にたけていたので北海を渡りアイスランド、グリンランド目指し果ては北米大陸にも足をのばしていたという。コロンブスのアメリカ大陸発見よりずっと昔のことであるというから驚きだ。ヴァイキングの船は軽く船速はコロンブス船の倍位のスピードで喫水線も低いことから川も遡れたという。彼らの特性は戦略地で略奪したものを本国に持ち帰るというより侵略した土地に土着していくという柔軟性も持ち合わせていたし、交易商人の役割も持っていたという。ノルド語を話すヴァイキングはフランスではノルマンディーに同化したり、スコットランド、イングランドにも攻め入り一時は北海帝国まで築き上げたという。現在の英語の中にもノルド語がかなりとりいれられているという。航海中の別の日にチャイコスキー講座を聞いたがこんな普段生活と全く関係ない講座等も聞けるのはクルーズならではと思った。

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