2010年8月28日土曜日

クルーズ14




 

昨夜のショータイムで熱演していたLAから来たブルース パーカーも参加したチャリティーウォーキング。屋上のデッキを1マイルお年寄りも同じTシャツを着て気持ち良く歩いた。中には杖をついてゆっくり歩いている年配者をみると穏やかな気分になる。3回のフォーマルディナーには正装しなければならないが偶には良いものだ。東京ではこんな正装する機会はまずないであろうこれもクルーズならでは。このクルーズに参加して面白いこと、或いは感心させられたこと沢山あった。感心させられたことの一つはクルーズの段取りが見事にオーガナイズされている。帰着時の荷物の受け取り方法に関して前日の11PMまでに荷物をパックし指定のバッグタッグを付けておき室外の廊下に出しておく。一方、2500人もの乗客は離船希望時間に合わせて集合場所時間を指定されてその時間になると係りに誘導されて下船口に向かう。荷物がそこに置いてあり全く混乱なくスムーズに離船できた。荷物引き取り場所は巨大なスペースでタッグの色別に保管されていて天井にはそれこそ世界中の国旗が飾られていた。日の丸を探したが無かった。日の丸と言えばクルーズ中に両替しようと日本円を出したところ係りの女性が吃驚してこれ日本のお金よと同僚達も呼んで大騒ぎだった。国際通貨ではないのでしょうがないものの日本円が全く無縁であるところもあるもんだ。
Posted by Picasa

2010年8月27日金曜日

クルーズ13 ヨーテボリ






 

最終寄港地はスウェーデン第二の都市ヨーテボリ。全てすっきりしたデザインというかシンプルであり気にいった。ゴミ箱一つとってもいかにもゴミ箱というものでなくさりげない。ボルボ本社の都市というが車の往来が少なくその代わりというか自転車道路が完備されていている。ヘルシンキでも郵便配達が自転車でやっていたが此処では何と乳母車みたいな手押し車で郵便配達していた。ポリスウーマンも自転車でパトロールしている人口が少なくエコ、健康意識が自然体であるのか東京ではまずお目にかかれない風景だ。教会もカソリックのそれとは異なり、すっきりした自由さを感じた。魚市場でアンコウを見かけた。monk fish といって食べるとちょっと粘っこいが旨いと店員がいっていたが日本のように吊るし切りしてアンコウ鍋にするなんてことはないよな。
Posted by Picasa

クルーズ12







 

航海中にオークションが開催されている。著名な絵画が数10万ドル単位でオークションにかけられてあっという間に落札されている。こんなに気楽にオークションが開催されるのはクルーズならでは。一方では気楽に買い物できるショップではバーゲンセールが行われていている。クルーズ客が満足しそうな品物を大量に仕入れしていて大賑わいだ。特にロシアの民芸品等は現地では買いにくいものが船内では安心して買えるせいか大きな買い物かごに土産品を入れている。興味がなかったので見なかったが偶々、バーの片隅で毛皮、宝石のオークションの下準備であろうかモデルたちが写真どりしていた。今時毛皮等買う客がいるのだろうかな?なんて思ったが色々な好みの客がいるのだろう。こちらの楽しみの一つは夕食で好きなオードブル、メイン、カクテルを頼めることである。デザートも普段食べないものの今回は幾つか試食して気に入ったものも見つけた。毎晩違ったメインを頼んでいるがどうしても好きな魚料理が中心になる。ヒラメ、カレイ、スズキ、サーモンどれも残すのが忍びないほど美味い。肉料理ではステーキ、ローストビーフ、ラムラック、ビーフストロガノフどれも美味いが量がとてつもなく大きい。クルーズダイニングでは毎晩同じテーブルでウェイターも馴染みになると客の好みが分かってくる。アペタイザーも2つでも頼めるので好きなブルーチーズをパンに付けて食べていたら二日目は黙っていても持ってきてくれた。ローストビーフの添え物にヨークシャープディンの大きな奴が付いている。隣の英国人が好きかい?と聞いたので大き過ぎるし味は??と応えたら英国ではこれは昔からローストビーフとはセットになっている習慣だといっていた。そういえばロンドンで食べたのにも付いていた。量は互角であったが味はシンプソンの方が良かったかな。
Posted by Picasa

クルーズ11 ターリン(エストニア)





 

6年前にバルト3国のうちリトアニア、ラトビアを訪れたが、バルト3国には背の高いスーパーモデルみたいな美女が多い。来年早々に通貨もユーロになるので値札はユーロでも表示されている。長年、ロシアに占領されていた影響が徐々に薄れて普通の西欧国家の一員になりつつある感じがしたが物価はフィンランドに比べて安い。街で沢山並べられていた花束は特に安かった。十字軍の中世時代の香りがいたるところに漂っている街だが、ちょっと郊外に出ると緑豊かな自然が目の前に現れる。国土の40%が森林で守られているという羨ましい国だ。郊外で見かけたブランコは金属でなくて全部木材でできていて素朴だが実に自然に溶け込んでいる。
Posted by Picasa

2010年8月26日木曜日

クルーズ10 ヴァイキング




 

11PMよりのヴァイキングパーテーだ。ここまでやるの?と感心させられた。フルコースディナー堪能してそれからショータイム、その後ディスコで踊ってもうベッド入りしたいなと思っていたら車内放送で屋上パーティーとのことで覗いてみた。ヴァイキングに列をなして並んでいる。航海中で何も行事がない日にカクテルルームでスウェーデン教授によるヴァイキング講座があったので視聴した。ヴァイキングと言えばスモーガスボード、ビュッフェを思い起こすが元々のヴァイキングと言えばノルウェー、デンマーク、スウェーデン北欧国の勇猛というか野蛮な殺戮者のイメージ位しかもっていなかった。地理的に厳しい環境下でしかも北海に面していたことから民族的に自由を尊び冒険心に満ちた民族であった。豊富な材料(木材、鉄等)を使い強固でかつ船足早い造船技術と航海術にたけていたので北海を渡りアイスランド、グリンランド目指し果ては北米大陸にも足をのばしていたという。コロンブスのアメリカ大陸発見よりずっと昔のことであるというから驚きだ。ヴァイキングの船は軽く船速はコロンブス船の倍位のスピードで喫水線も低いことから川も遡れたという。彼らの特性は戦略地で略奪したものを本国に持ち帰るというより侵略した土地に土着していくという柔軟性も持ち合わせていたし、交易商人の役割も持っていたという。ノルド語を話すヴァイキングはフランスではノルマンディーに同化したり、スコットランド、イングランドにも攻め入り一時は北海帝国まで築き上げたという。現在の英語の中にもノルド語がかなりとりいれられているという。航海中の別の日にチャイコスキー講座を聞いたがこんな普段生活と全く関係ない講座等も聞けるのはクルーズならではと思った。

2010年8月25日水曜日

クルーズ9 サンクトペテルブルグ




 

今回のクルーズの目玉でもあるサンクトは昨年に続き2回目の訪問になるので余裕。昨年はモスクワから汽車で着いたが今回は船で波止場で下船した。ここで2泊の予定だがロシアはヴィザ必要であり初日はエルミタージュwith gold roomというツアーに参加した。二日目は市内ツアーであったがロシア人ガイドによる英語の説明により興味深かった点がいくつかあった。特にエルミタージュ”gold room"という所は昨年見られなかったが今回始めてで素晴らしい。モスクワのクレムリン内の"jewel room"に匹敵するような特別室で堪能できた。事前に特別に手配しておかないとまず見られないのであろうか。紀元前にあのような繊細な美術品がウラル山脈地方にあったなんて吃驚した。市内ツアーではプーシキン銅像前でプーシキンの頭の毛を良く見て御覧縮毛なのは彼の祖先がアフリカ系だったとかある元帥銅像の前ではこの顔は誰かに似ているね?ロシアっ子の噂ではスターリンのお父さんだったなんて面白い話を聞かせてくれた。
Posted by Picasa

2010年8月24日火曜日

クルーズ8 ヘルシンキ






 

次の寄港地はフィンランドヘルシンキ 森と湖の町のイメージ通り落ち着いている。ロシアとスウェーデンに挟まれそれぞれに長年支配された歴史が建物い残されている。今回旅行した国で唯一使えたユーロ通貨であった。市場では果物、魚介類が豊富でランチで食べた魚介スープとパンは美味しかった。
Posted by Picasa

2010年8月23日月曜日

クルーズ7 ヴィスビー






 

ストックホルムの南バルト海に浮かぶゴットランド島。宮崎駿の「魔女の宅急便」のモデルになったというおとぎ話に出てくるような街だ。英語の説明書で”City of Roses and Ruins"至る所に廃墟とバラが調和している。中世のハンザ都市の特徴を今でも温存しておりユネスコ文化遺産に登録されているが廃墟を利用して開かれるライブ案内が散見された。丘の上から乗ってきたクルーズ船が望めた。
Posted by Picasa

クルーズ6


 

第二の寄港地ビスビー(スウェーデンの小さな島)まで航海している。クルーズならではまず実行しなかったであろう歯のホワイトニングに挑戦してみた。歯を大事にしようと特に現役引退した後3か月毎にクリーニング、治療に努めてきたがホワイトニング迄は考慮したことなかった。40分位の治療であったが今まで一度もやったことなかっただけに効果があったように思う。新庄みたいに異常なくらい真っ白な歯になるのには大変な苦労が必要だろうがベター位であれば良い。クルーズでないと購入できないというアフターケアーキットも同時購入する。この効果の程は別として今まで以上に歯のケアーが必要だと気がついたことが良かったかな。クルーズに参加している人は色々な言葉を話している。英語圏の英米に加えてカナダ、NZ,オーストラリア、アイルランドが多数占めているが次に多かったのがスペイン語圏、中南米のエクアドル、メキシコ、コスタリカ人等とも片言で話し合ったがスぺイン語を勉強しておけば良かったと後の祭り。初めて聞いたのがマルタ島の言葉で例のマルチーズ語。イタリア語とアラビア語の混じり合った言語だよと説明してくれた。あとで国旗を調べたがこの言葉はEUの公用語であったなんて知らなかった。
Posted by Picasa