2011年9月15日木曜日
半世紀ぶりの北海道8
函館の街をぶらぶら歩いていたら高田屋嘉平の資料館が見えた。昨年サンクトぺテルブルグで大黒屋光太夫をを思い起こしたときのことがまた蘇った。
昔の海の男はとてつもない勇気と根性を持っていた。荒れた冬の日本海、極寒のシベリヤ越えてはるかサンンクトまで行くことなんで想像を絶する。
”菜の花の沖”を読んで感激した高田屋嘉平は今の政治家に爪の垢でも煎じて飲ませたいほど日本国特に北海道を愛していた。彼はロシアと毅然とした哲学を持って謂わば外交交渉を行った。
中でも現在は殆ど話題にすらなっていない北方領土問題に関して日本の政治家は一体何をやっているのか?
歴史事実を主張して何故交渉しないのか今の政治家には歯がゆさを覚える。歯舞、色丹などは彼の残した記録にもはっきりと根室の付属群島であると明記されている。ロシアは日本の南方、竹島、尖閣島問題で腰砕け姿勢を読み切ってここぞとばかり北方4島をもぎ取ろうとしている。何と情けない 高田屋嘉平みたいな気骨もつ政治家を切望してやまない。
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