2012年11月5日月曜日

東北旅行4 白神山地



弘前から東に走ると津軽富士と呼ばれる形のよい岩木山が見えてくる。流石に林檎の国だけあって林檎の鈴生りが道路沿いに広がっている。真っ赤な林檎はクリスマスツリーみたいに綺麗な飾りになっている。前日の嵐のような雨風で白神山地を歩けるか心配であったが今日駄目なら明日また行こうと思いともかく西目屋村にあるビジターセンターを訪れた。世界遺産に指定されるとこんなにも違うのか?吃驚するほどすっきりした建物で展示室、案内係も親切に応対してくれた。この日は我々2人が一番乗りであったが何と2人だけの為に大劇場で白神山地の案内ビデオを約30分上映してくれた。世界の色々な観光地を訪れたがお土産売り屋とか食べ物屋とか目障りなところが大半であった。このビジターセンターの清潔でかつ親切この好感度ーこれだけで世界に誇れる所だ。   樹齢 400年といわれるブナのマザーツリーを目指して山道を上がった。4駆でない乗用車なので途中出会った保安林パトロール車に相当な悪路になっているので十分気をつけて行きなよと言われたが本当にひどい山道だった。本来は徒歩で登るのが正解だろうが車で登れるだけ楽だ。   この400歳の老大木を見上げて関ヶ原の戦い時代から生きて森を支えてきたのかと感心させられた。約10年前からブナの植林を長野県野沢村で手伝ってきてブナ、ナラ等の広葉樹の森の素晴らしさに感動してきた。今ここ白神山地のブナ林をみて新たな感動を覚えた。この青森、秋田に跨ってのブナ原生林は永久に未来の子供たちに残し続けねばならない。                         
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