2009年6月30日火曜日

ロシアの思い出 ウラジミール







 

 

モスクワより300Km位ドライブしてウラジミール、スーズダリに出かけた。モスクワでは個人の住居はマンションだけみたいだが田舎に入ると農家が

点々と見えだす。雪対策であろう屋根の勾配が急な設計で窓が小さいながらお洒落な飾りが目立つ。

此処は中世の名残が多く残っており小高い丘の上にある大聖堂の裏手に十字軍の騎士像があった。

東から攻めの登ってくるモンゴル軍をこの丘の上から十字軍が迎え撃ったのであろうか何かロマンを感じさせる所だ。

スーズダリにはクレムリン(要塞)が残っており要塞のような修道院があった。この修道院にはスターリン時代の写真が多く展示されており政治犯が監禁

されていたのではないかなと推測した。説明文がロシア語だけなのでガイドなしであった今回は推測だらけであるが当たらずとも遠からじか。

鉄道の線路を越えて野原を1Km位歩いた平原にポツンと教会が建っていた。直ぐそばに大きな池があったが、ビヤダルおばちゃんが楽しそうに泳ぎながら

手招きでおいでおいでと呼んでいた。池といっても沼みたいなしかも由緒ある教会の前ではとしり込みして断った。

教会の中に入ってみると古い写真が沢山は残っていて雪解けの季節かあるいは大雨の時は池が広がって教会のみが池の真ん中に残されるみたいだ。
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ロシアの思い出10






 



今頃の季節がベストであろう。ライラックの香りが心地よい。

マーケットで果物が綺麗に並んでいたので思わず撮影した。この直後に恐ろしい顔つきの警官が飛んできてカメラを寄こせみたいな剣幕であった。

案内してくれていた運転手がとりなしてくれ事なきを得たが後で息子に聞いたところいちゃもんつけて金を要求すること多いらしい。

果物の写真で何でなんだ?と思ったがいちゃもんつけてせびるのは世界中に沢山あるのでしょうがないか。

このマーケットにはチーズとかサーモンジャーキーの珍しいのを売っていたので幾つか試食して購入した。ちょっと脂が強すぎるかな?

キャビアもワシントン条約から高騰してしまったがチョウザメの小さい奴を水槽で飼っていて売り物になっていた。

美味いから買えと盛んに勧められたが、ちょっとグロテスクだ。


旅行の楽しみの一つは食べ物だ。ロシアと言えばピロシキ、ストローガノフ程度の知識しかなかったが、グルジア料理、ウズベキスタン料理などは実に味

付けが細やかで美味しい。どでかい国だがら色んな料理が楽しめる。
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ロシアの思い出9





 


エカテリーナ宮殿 この宮殿に関してはいくつかの関心があり是非見ておきたかったところだ。

昔、読んだ井上靖の”おろしや国酔夢譚”に出てくる大黒屋光太夫がエカテリーナ2世に謁見した広間、数年前にリトアニアとラトビアの国境近くで見た

金ぴかの宮殿より何十倍も大きいとの話聞いていたこと、ユーチューブで見たナチが略奪した”琥珀の間”を修復したロシアの執念の賜物

サンクトペテルブルグから電車、バスで宮殿についたが既に大行列であった。

宮殿にの各部屋の豪華さは筆舌し難い、琥珀の間にはただただ感動を覚えた。此処だけは写真撮影できなかったがあの光景は一生目に残るであろう。
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ロシアの思い出8





 



フィンランド国境がすぐ近くにペトロゴーフ夏用の宮殿にエルミタージュ下から高速艇で出かけた。

巨大な噴水宮殿で素晴らしい眺めで快適なところだ。エルミタージュ宮殿だけでも十二分に快適な生活ができるであろうに権力者は果てしない欲望を持っ

ていたのであろう。この欲望のおかげで今ここで後世の我々が楽しめているのだ。世界の芸需品も特に権力者が所有し保持、維持してくれたからこそ存続

しているのであろう。

この夏宮殿ともいえるところは北極からの冷たい風が吹く抜けるのか岐路の船を待っていたときは凍えてしまうのではないかと思えるほどだった。

ウィンドブレーカーでなく厚手の防寒服マフラーが欲しかった。
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ロシアの思い出7






 


壮大なエルミタージュに度肝を抜かれた。大英博物館、ルーブル、メトロポリタン、故宮(北京、台北)といろいろ見てきた博物館の中でもずば抜けて圧倒的だ。

世界中の美術品が目の前でしかも一部除いて写真まで撮ってもOKですぐ手の届くところに展示されている。

入口で新婚カップルを見かけたが、散歩道の森の中にこのカップルが写真撮りしていた。


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2009年6月29日月曜日

ロシアの思い出6






 



モスクワから夜行列車でサンクトぺテルべルグに向かう。モスクワでは行き先の名前が出発駅の名前でレニングラード駅発になる。

今の季節は白夜みたいで11時過ぎまで明るい。23:40ぴったりに発車した。

昨年乗ったオーストラリアの縦断鉄道に比べても遜色なく期待以上に清潔で快適な車内で会った。豪州のは2段ベッド式であったが此処は1段式ベッドで

夕食、朝食付きの約9時間、持参したワイン飲んだりして熟睡できた。
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ロシアの思い出5



 
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サーカスを見たのは何年ぶりだろうか? 15年くらい前だろうかサルティンバンコのサーカスが東京に来た時以来かもしれない。

熊、馬等の動物サーカスが懐かしかった。猫の演技、竹馬に乗ったトランポリンが珍しかった。

ロシアの思い出4

 



ロシアの色彩は鮮やか 厳しい冬が長く、待ち焦がれる夏の季節を謳歌しようとするのだろうか緑をバックに彩りが鮮明だ。

噴水池に少年が入り込んだ 何をするのかなと見ていたら観光客がコインを投げているいるのを拾っていた

大きめなコインでも5ルーブルで円換算で20円弱だ。

観光客にとってロシアではコインは余り役にたたない、街で有料トイレが10ルーブルでこの最小単位の10ルーブル紙幣がチップとかで使い勝手が多い。



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2009年6月28日日曜日

ロシアの思い出3




 



絢爛豪華な建築物がクレムリン周辺に無数にある。教会も宮殿も派手派手でイメージとして描いていたものとはまるで違った。

イメージと現実とはこんなにもかけ離れていたとは驚きだったが、視覚的には大いに楽しめるしまるでおとぎ話に出てくるような建物が多い。
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