東京の7月のジメジメ暑さから逃げ出して毎年のように海外旅行をしてきた。長時間のフライトが段々辛くなってきて今年は国内で過ごすことにした。誕生日7月7日は軽井沢で過ごそうと6月25日から東京を逃げ出してきた。軽井沢も毎日のように雨模様であるが涼しい。ここを拠点に偶には遠出してみようと思い魚沼に行ってみることにした。軽井沢から新潟魚沼は地図では直線距離で100KMもないくらいと思われるが道路が関越道経由だ。谷川岳のトンネル道の清水トンネルは50数年前にスキー夜行列車で板を担いで通路に新聞紙敷いてごろ寝してスキー満喫また夜行列車で帰京したことが妙に思い出された。関越トンネルも日本一長いトンネルで走ってみて長い事体感した。日本一の庵寺と言われる雲洞庵を訪れ景勝、兼続を偲んだ。赤門に巨大な草鞋があり祈り札が掛けられていた。翌日はラッキーにも梅雨の晴れ間になり板戸城跡を登った。よくもこんな急な山に城を築いたものでこれなら難攻不落要塞であること納得できた。山登りで汗だくになり下山して魚沼の里の八海山の雪室に直行した。1000トン強の雪を蓄え年間5度の温度を保つエコ冷蔵庫でひんやりして実に気持ち良かった。ワインと同じように4~5年間ここで自然に寝かせて熟成させると試みであるという。5年後の喜寿にまたここに来てどんな味であるか試してみよう。
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