世田谷の小学校で開催された読み聞かせ会にお手伝いとして参加した。
NPOの仲間がプロヂュースしている[未来につむぐ私達の日本語」の一環として金子みすずの詩朗読を子ども達に伝える素晴らしい企画だ。
詩の朗読に合わせてスクリーンにスライド表示するお手伝いしながら10詩位をじっくりと視聴し詩の世界に浸った。
この小学校では1年生から宮沢賢治の「雨にも負けず」を教材にしているらしく、可愛い1年生が朗読してくれた。
これを自分が朗読したのは何十年前だったろうか?
内容も良く理解せずただなんとなく覚えていただけだったが、朗読したことの感動は残っているのかな。
「雨ニモマケズ」
雨ニモマケズ 風ニモマケズ 雪ニモ夏ノ暑サニモマケヌ丈夫ナカラダヲモチ
慾ハナク 決シテ瞋ラズ イツモシヅカニワラツテヰル 一日ニ玄米四合ト 味噌ト少シノ野菜ヲタベ
アラユルコトヲジブンヲカンジヨウニ入レズニ ヨクミキキシワカリソシテワスレズ
野原ノ松ノ林ノ陰ノ小サナ萱ブキノ小屋ニヰテ
東ニ病気ノコドモアレバ行ツテ看病シテヤリ
西ニツカレタ母アレバ行ツテソノ稲ノ束ヲ負ヒ
南ニ死ニサウナ人アレバ 行ツテコハガラナクテモイヽトイヒ
北ニケンクワヤソシヨウガアレバツマラナイカラヤメロトイヒ
ヒデリノトキハ ナミダヲナガシ サムサノナツハオロオロアルキ
ミンナニ デクノボウ トヨバレホメラレモセズ クニモサレズ
サウイフモノニ ワタシハナリタイ
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