40数年ぶりの仲間との集まりに参加した。
加齢とともに参加者それぞれの人生経験を聞くのは楽しい。
経験豊富な仲間の大部分は残された人生を如何に過ごそうか?こんな話は楽しい!
趣味に生きるもの、遣り残したことに集中するもの、ボランティアー活動に入る正に人生色々だ。
経験豊富なだけに、こと政治、外交、社会問題に関しては、ああでもない、こうでもないと酒が入ると益々、皆が雄弁になる。
大方の意見は日本の現状の”閉塞感”これについての評論は大体が小田原評定になる。
このどうしようもない問題に関しては、何もこの集まりに限らず色々な集まりでも酒の肴になるほど話題性がある。
全員が何とかしなくては大変だとの危機感は意見一致している。が、一言で言えば”全員評論家”で終わっている。
一人の友人が驚くべき建設的な発言をした。
皆が認識しているこの”閉塞感”を打ち破ろうよ!
この事を十二分に理解している我々がやらねば一体誰がやるのか?
我々がネットワーク結成して行動に移さないと日本の未来はないではないか?
これを我々の残された大きな仕事にしようではないか!
確かに物事を分かっていないと駄目だ。だが、分かっているものが行動に移さないと誰もやらない!
ケネディーの演説の名文”国に何かを期待するのでなく国に何を出来るか”誰かが英語で言い出した。
残された人生を自適で過ごすことは不可欠だ。
一方、全面的には枯れ過ぎず、次の子供たちに伝えて行く行動とのバランス感
このバランスを大いに考えされられた。
2008年4月10日木曜日
My 箸
昨年、野沢温泉で今年のブナ植林活動の打ち合わせを行った。
温泉に浸かり、良い気分で宴会に移る。この旅館の主は自然環境を守ろう、子供たちを大切にしようとの思いから何事も思い切りが良い。
なんと、割り箸を廃止して通常の箸を泊り客に出すことにしたという。
割り箸の功罪は諸説ありそれぞれの理由があろうが、客商売であるのにだ。勇気あるな~
そうか俺は間伐材利用促進、衛生面、簡便性から何の疑問も抱かずに外食時に使用してきたんだ。
ところが、現実はこの割り箸は輸入品が多く、殺菌剤が大量にしかもどんな殺菌剤が使われているか不明で清潔だが安全か?
割り箸を仮に全面廃止されたと仮定すると実に12万個の住宅材に匹敵する木材がセーブされるという。加えてこの割り箸は使用後CO2排出される。
ともかく、割り箸の包装の袋だけでも使用しない方がベターと納得した。
ブナの植林やっているんだ木材、紙には敏感になるべきだな。
早速、持ち運びに便利なMy箸を妻が見つけてくれた。
問題は”忘れ” これは防ぎようない。
外出の時はポケットに収めてと思うがついつい忘れる。
特にお酒が入った時に持ち帰るの忘れる可能性がもっと多い。
そこで、このMy箸は今日の酒代より高いんだから忘れてしまうような酒は飲まないようにしよう!!
2008年4月8日火曜日
forget me not とチベット問題
今日の激しい風雨で庭先に芽生えた勿忘草が風に倒されまい必死に耐えている。ロンドンでの聖火リレー阻止、パリでの異例の聖火バス移動、ダライラマの聖火リレー阻止活動へのコメント聞いていて、もし明日に聖火が東京着となったとしたら日本人はどんな反応するであろうか?超高齢社会になっている日本。そこに生活している自分自身もその一員である。その一員としてじっくり考えてみるとチベットの事はほとんど知らないし正直なところ遠い遠い異国の出来事位にしか思えない。勿論、中国がチベットの人権を無視して強硬手段とっていることは国際的に反している。中国は即刻弾圧止めて平和的に解決して欲しい気持ちは当然もっているが、チベットを擁護する気持ちを聖火リレー阻止という行動には直結しない。人権を真剣に考える習慣が日本人にはないように思えるが、これからの日本を担う若者はこの問題をどんな風にとらえているのであろうか?この聖火問題は今後の北京オリンピック開催と中国の将来に大きく影響してくるだろう。経済面ではもはや中国抜きでは考えられないほど世界中が依存してきている。バブル気味の中国経済はいつか止まる或いは弾ける危険性が叫ばれているがそんな事態になったら日本への影響は莫大であろう。中国がくしゃみしただけで日本は寝込む事態に陥るかもしれない。最悪のシナリオなんて考えたくもないが世界恐慌の引き金はアメリカでなくて中国発であるかも知れない。オリンピック精神にのっとり政治問題に絡めて中止なんて事態になって欲しくない。
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