今年も大根の種蒔き時期になった。友人から大宮の農地を綺麗にして使うという条件で7年前から使わせて百姓の真似ごと始めた。水捌けが良くない土地であることと余り手間暇かからないでやろうと芋類を主体に開始してきた。夏の雑草が蔓延る時期の作業が大変で一時期は雑草だらけの荒地にさせてしまったりメンバーの入れ替えETC試行錯誤を何回も繰り返して最近やっと畑らしくなってきた。周りの農地も年々休耕地が増えてただ耕運機をかけいるが手間暇かかる作物は何も植えていない土地が続出してきた。高齢化で農地を手入れする人が激減してきているからだ。
遊び半分の野菜作りは何時でも辞めればすむことで呑気なものであり続けられる限りやろうと思う。遊びから農業の実態を垣間見てこのままでは拙いと思えてきた。
我々の子供たちの将来を考えてみると農業人口の激減は由々しい大問題だと痛感。
何でも輸入すれば良いなんて考えは論外である。
高齢化により農業人口が減ることは必死でこのまま無策で放置していては駄目なことは言うまでもない。根本的な解決策はただ一つ、農業が儲かるような体制作りである。
このような体制作り、指導は個人任せでは不可能で農林省の出番だ。
従来のような個人農家中心の小規模農業より大規模農業経営に切り替える大胆な発想をもって農林省が農業先進国のオランダ人の知恵を導入して欲しい思う。日本の将来の農業体制は農業大国米国一辺倒でなく小さな国オランダのほうがが日本の農業には向いている。