2010年6月7日月曜日
妙高の湯立て祀り
妙高の蕎麦畑の準備作業にでかけた。数年この素朴な祀りに参加しているが徐々に参加者が減ってきているように感じた。限界集落の宿命であろうかこの厳かな神事を継承していく若者が少ない。明治36年に建造された祠の前の広場は一年間の杉の枝葉を綺麗に掃き清めて湯立ての祀りが始まる。大鍋に湯を沸かし、笹の葉を浸して神主が厄払いをする。祠にお供えするのは大根、昆布、スルメに始まりお酒、ペットボトルのお茶と様々だ。玉串の儀が済むと
祠の前に円座に集まり湯のみ酒での献杯祀りが始まる。酒処なのでお酒に強い人が多く、地元の旬の山菜を肴にお供えの一升びんが次から次へと消えていく。
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