2008年4月8日火曜日

forget me not とチベット問題


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今日の激しい風雨で庭先に芽生えた勿忘草が風に倒されまい必死に耐えている。ロンドンでの聖火リレー阻止、パリでの異例の聖火バス移動、ダライラマの聖火リレー阻止活動へのコメント聞いていて、もし明日に聖火が東京着となったとしたら日本人はどんな反応するであろうか?超高齢社会になっている日本。そこに生活している自分自身もその一員である。その一員としてじっくり考えてみるとチベットの事はほとんど知らないし正直なところ遠い遠い異国の出来事位にしか思えない。勿論、中国がチベットの人権を無視して強硬手段とっていることは国際的に反している。中国は即刻弾圧止めて平和的に解決して欲しい気持ちは当然もっているが、チベットを擁護する気持ちを聖火リレー阻止という行動には直結しない。人権を真剣に考える習慣が日本人にはないように思えるが、これからの日本を担う若者はこの問題をどんな風にとらえているのであろうか?この聖火問題は今後の北京オリンピック開催と中国の将来に大きく影響してくるだろう。経済面ではもはや中国抜きでは考えられないほど世界中が依存してきている。バブル気味の中国経済はいつか止まる或いは弾ける危険性が叫ばれているがそんな事態になったら日本への影響は莫大であろう。中国がくしゃみしただけで日本は寝込む事態に陥るかもしれない。最悪のシナリオなんて考えたくもないが世界恐慌の引き金はアメリカでなくて中国発であるかも知れない。オリンピック精神にのっとり政治問題に絡めて中止なんて事態になって欲しくない。

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