2016年1月28日木曜日

闘病生活2

今回手術した箇所は膵臓の頭部に出来た腫瘍で、切除箇所は膵臓頭部一部、十二指腸、胆嚢で切除後に膵臓腸の縫合、胆腸縫合、胃腸の縫合であるという。

これらの縫合箇所が順調に再起動してくれるのは相当の時間を要するのは術後1か月以上たった今、嫌というほど実感している。
点滴だけで機能がストップされていた胃腸が一部切除というショックを受けて簡単に再開は難しい。

退院後、流動食で食事を再開したが、ほんの少し食べただけで食が進まない。今までの好物であった御馳走を見ても全く食欲無く、体重も病気前から18KGも激減してしまった。

少しの食べ物でも元気は出てくるのは実感しているので時間をかけてゆっくり元に戻していこう。

闘病生活

2015年は生涯初めての大病を患う年となった。

11月ごろに胃痛を感じたので胃潰瘍かなと内視鏡検査を受けた。従来の内視鏡は口からカメラ挿入するので苦痛を感じて昨年はさぼっていた。友人がが鼻からの内視鏡が楽だよと紹介してくれたので受診したところピロリ菌が発生して胃炎をおこしていた。そこでピロリ菌退治の抗生物質を服用した。

10日経っても胃痛は治らないので超音波で膵臓検査したところ異常を起こしているかもしれないと。

これはまずい大病院に駆け込んだところ即刻検査入院して精密検査が始まった。毎日のように血液検査、CT,MRI,超音波、ERCP,胃カメラ、大腸ファイバーと続き、結局膵臓に150mmの腫瘍があるという。

手術箇所は膵臓頭部、これに付着している十二指腸、胆嚢、胃の一部と大手術らしい。

手術の準備として看護婦さんがへその緒を掃除するという。生まれてから初めてのへその緒掃除であった。
麻酔をうたれて気がついたら体中に管がぶら下がっていた。点滴、腹の切除箇所から血液などを流す管、鼻から胃に溜まる胆汁、胃液を吸い取る管。尿の排出管。

最後まで付けられていた胃からの管が胆汁等の匂いで誠に気分悪い。

手術後に妻から10時間以上の輸血も大量にした大手術だったよと聞かされた。