2011年9月17日土曜日

半世紀ぶりの北海道 完




富良野を後にして南に向かい日高、苫小牧も目指す。途中の休憩場所で偶然、浅田次郎の”鉄道員ポッポヤ”の
モデルになった駅があるというので立ち寄った。タイムスリップしたような感覚に陥るところで時間の流れがゆっくりとしている。単線の汽車が来るかもしれないと待っていたが折からの台風の影響で運休になったとかのんびり汽車が見られなかったのは残念であった。浅田次郎の小説はどれも読んでも泣かされるが、蒼穹の昴は特によかった。

半世紀ぶりの北海道11





 

今回旅行のハイライトは美瑛、富良野だ。特に倉本聡のドラマの舞台になった”風のガーデン”、あのハーブ園に入ると風の音、匂いが静けさの中で感じられる。”北の国から””優しい時間”のドラマは現役時代で忙しかったのであろうか見ていなかったのでDVDを借りてきて見る気になった。
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2011年9月16日金曜日

半世紀ぶりの北海道10


 


牛歩台風12号のお陰で大雨になったので旭山動物園を見学することにした。成程、観客が喜ぶような企画を組めば大当たりするのが実感できた。白熊の
とかペンギンの泳ぐ姿を下から見上げる仕掛けで迫力が抜群になる。カラフルな雨具を着たちびっ子が大声ではしゃいでいた。
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2011年9月15日木曜日

半世紀ぶりの北海道9



 


富良野、美瑛は美しい。色とりどりの草花と雲の対比は素晴らしいの一言に尽きる。
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半世紀ぶりの北海道8


 

函館の街をぶらぶら歩いていたら高田屋嘉平の資料館が見えた。昨年サンクトぺテルブルグで大黒屋光太夫をを思い起こしたときのことがまた蘇った。

昔の海の男はとてつもない勇気と根性を持っていた。荒れた冬の日本海、極寒のシベリヤ越えてはるかサンンクトまで行くことなんで想像を絶する。

”菜の花の沖”を読んで感激した高田屋嘉平は今の政治家に爪の垢でも煎じて飲ませたいほど日本国特に北海道を愛していた。彼はロシアと毅然とした哲学を持って謂わば外交交渉を行った。

中でも現在は殆ど話題にすらなっていない北方領土問題に関して日本の政治家は一体何をやっているのか?

歴史事実を主張して何故交渉しないのか今の政治家には歯がゆさを覚える。歯舞、色丹などは彼の残した記録にもはっきりと根室の付属群島であると明記されている。ロシアは日本の南方、竹島、尖閣島問題で腰砕け姿勢を読み切ってここぞとばかり北方4島をもぎ取ろうとしている。何と情けない 高田屋嘉平みたいな気骨もつ政治家を切望してやまない。
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2011年9月13日火曜日

半世紀ぶりの北海道7


 


シーニックドライブマップに従って定山渓から洞爺湖、支笏湖廻って札幌に戻る。このコースは北米のノースウェストをドライブしているかのような錯覚

を覚えるほど車の往来少なく自然豊かな気持ちが良い。途中の道の駅でびっくり仰天のトイレがあった。何とグランドピアノの自動演奏がトイレ入り口に

設置されている。色々な国のトイレに行ったが高級ホテル、クラブ等のそれは別にして公衆の豪華でしかも清潔なのはお目にかかったことがない。
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2011年9月12日月曜日

半世紀ぶりの北海道6


 


港町の夜景を高いところから見ているといつも思うのは同じような夜景を見たのは何処でいつ頃だったか。3大夜景とか言われている香港、ナポリに限らずシドニー、マンハッタン、バンクーバー、パリ、ロンドン どこも町の灯と水と両方が重なると見事な夜景になる。
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半世紀ぶりの北海道5


 


トウモロコシのシーズンで捥ぎたての白いのが試食用にあったので食べてみる。生のままで柔らかく甘くて旨い。すっかり気に入って旅行中の昼食は大分これですませた。何しろ魚、蟹、ジンギスカンとビールが美味いので夕食用に腹を空かせておくのが肝心である。食べ物といえば50年前に長万部で食べた蟹飯弁当があまりに旨かった記憶が残っていたので札幌から電車で函館に行く途中にこれを車内で予約注文しておいた。昔食べた時と同じ包装の弁当が届いたので勇んで食べた。ガーン! 期待していただけに失望も大きかった。半世紀の間に弁当屋が品質落としたのか?貧乏学生時代に奮発して食べたから?食い物の失望感は恐ろしい。
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2011年9月11日日曜日

半世紀ぶりの北海道4


 


札幌から小樽まわり定山渓に回った。かけ流し天然温泉の足湯で一休み熱い湯に足を浸けていると疲れも癒える。北海道は温泉が至る所にあって手軽に休めるので有難い。

定山渓から洞爺湖に抜ける途中に初めて揚げジャガなるもの見つけた。ジャガイモを蒸かしてホットドックミックス粉を付けて揚げたような作り方を見学してから試食したが中々いける。

今年は大宮、妙高とジャガイモ収穫が多かったのでまだ自宅にストック多く残っており帰宅して早速これを作ってみよう。
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半世紀ぶりの北海道3


 


50年振りの北大に行ってみたが何処に泊めてもらった寮があるのか全く記憶が蘇らない。丁度北海道マラソンやっていたので係のひとが後始末していた。

赤レンガの建物と花模様はイギリスに行っているみたいな感覚であった。
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2011年9月9日金曜日

半世紀ぶりの北海道2


 


船の大きさも10分の一なので大型クルーズとは比較するのが土台無理な話だが往路の大洗から苫小牧まではともかく帰路は台風12号の影響でかなり横揺れが激しく狭い船室の暑苦しさも相まって寝苦しかった。3月の震災後の地震津波の爪後をいわき、三陸沖で遠望出来るかと思ったが遠過ぎて見えなかった。思いなしであろうか陸の灯りも少なく寂しい夕景だった。フェリーから降りて札幌に向かったが道路が真っすぐ一直線で何となく北米の田舎道を走っているような錯覚を覚えた。50年前は汽車の旅であったので停車駅で気まぐれに下車したりしていたが今回は休憩も兼ねて各地の道の駅に寄ってみた。
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半世紀ぶりの北海道

 


今年の夏は息子のところで出産があったりで海外旅行を国内旅行に振り替えた。昨年夏の北欧クルーズの船旅の余韻もあり何となく北海道にフェリーで行こうと2週間のスケジュール組む。50年前の学生時代友人と二人で周遊券使って北大の寮に泊めて貰ったりユースホステルとか安宿に泊まり北海道を一周した断片的な記憶を思い起こした。
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