2009年3月29日日曜日

市川、中山の春




 
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東京から近い市川、中山には歴史が保存されていていい街だ。機会があったので初めて訪れた。
町通りの壁には地元の揮膏だろうか達筆な万葉和歌が飾られている。
安国山総寧寺の門前にもともとの場所は千葉県関宿にあった由緒ある寺だったが度重なる水害で移転した由
自分の少年時代は関宿からすぐ近くのところで過ごしたので懐かしい”関宿”に出会った。
利根川と江戸川が合流するところで度々川が氾濫し洪水があったとこと思い出した。
法華経寺の五重塔のふもとに”さざれ石”の説明出ていたが君が代に出てくる千代に八千代にのさざれ石がどんな石であるのかここを訪ねなければ知らなかったであろう。
真間山弘法寺の境内に樹齢400年のしだれ桜”伏姫桜”が満開であった。福島の三春の滝桜も見事なしだれ桜でまた見てみたくなった。樹木医の話では桜でも梅でも所謂、枝垂れ系統は突然変異の副産物で人間が保護してやらないと育たないという。400年前から大事に見守られて、所々折れないように支え木を補強されているのが分かる。

2009年3月12日木曜日

樹木の逞しさ



 



ゴルフ場でしか馴染みのない所であった聖跡桜ケ丘の一つ先の百草園に初めて出かけた。樹木医が自分にとっては未知の樹木分野を丁寧かつ興味深く解説してくれるのでありがたい。前回、高尾山に行った時にあの山が日本の樹木の北限、南限の分岐点であると聞いたが高尾山に繋がっているこの多摩丘陵地帯でも北斜面、南斜面では見事に成長している樹木の種類が異なる。特に樹齢300年以上もある椎の木の根っこが防風林の役目で風に倒されないようにしっかり地面にへばり付いて根をまるで板のように固定している。正に地についている逞しさを感じた。
紅白梅も終盤であったが同じ木から白花と紅花が同時に咲いている梅の名前が”思いのまま”誰が命名したのか上手い!!この梅の下で食べた蓬色したトロロそばも美味かったな。


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